ナイジェリアのティヌブ氏、さらに多くの閣僚候補を上院に送り込む

2023年5月29日、ナイジェリアのアブジャでの宣誓式後、式典車両の上で伝統的な乗り物に乗りながら群衆に手を振るナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領。ロイター/テミラデ・アデラジャ/ファイル写真

［アブジャ 8月2日 ロイター］ - 上院議長が読み上げた書簡によると、ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領は、確認のため28人の名前を提出してから1週間後、閣僚ポストの承認を得るために追加の19人の名前を上院に送った。

ティヌブ氏は、多額の債務負担、二桁のインフレ、蔓延する不安に直面しているアフリカ最大の経済を早急に再建するというプレッシャーにさらされている。

同氏の閣僚指名は就任宣誓からほぼ2カ月後に行われる。 ティヌブ氏と閣僚らは、富裕層に恩恵をもたらしたものの昨年だけで政府に100億ドルの損失を与えた人気の燃料補助金廃止による影響への対応など、やるべき仕事を抱えている。

新たな候補者には元知事や政治関係者、テクノクラートも含まれていた。 ティヌブ氏は上院で党の過半数を占めていることから、閣僚選出は確定すると予想されている。

水曜日、ナイジェリアの主要都市を数百人がデモ行進し、経済の低成長からの脱却を目指し、ティヌブ首相がここ数十年で最も大胆な改革で最低賃金を廃止したことを受けて、補助金の廃止に抗議し、新たな最低賃金を要求した。

ティヌブ氏は承認を得るために合計47人の名前を上院に送った。 憲法に基づき、大統領は大臣、国務大臣（次官）、大統領閣僚を含む閣僚に国内36州のそれぞれから議員を含める必要がある。

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